
椅子に座って、片方の足で床を踏むように押すと
骨盤が左右に傾いて、一方の坐骨が浮きます。
試しに、左足で床を踏んでみて下さい。
1.左の坐骨が浮いた方
2.右の坐骨が浮いた方
3.どちらも浮かないけど...という方
あなたは、どのタイプでしたか?
これは、
『動きケア®体操 骨盤の左右傾けエクササイズ』
の”動き”です。
この”動き”で
その方の、身体の使い方のクセみたいなものが
わかります。
1.左足で踏んで同じ左側の坐骨が浮いた方は、
足裏で床を押した力が
足部から股関節に伝わって
骨盤の左右傾きが起こったと言えます。
(写真のお二人は、このタイプです。)
2.左足で踏んで反対の右側の坐骨が浮いた方は、
体幹の側屈で骨盤の動きを起こし、
左右に傾けた、と思われます。
足裏で踏んでいる、というより
左の坐骨に体重が乗ってる感じがしませんか。
足を持たれて、床を滑らせるような力を加えられると
スルスルとずり動いてしまうかもしれません。
(動きケア®『ピタッとチェック』)
3.どちらの坐骨も浮かない方は、
骨盤後傾気味かもしれません。
足裏で床を踏むことが、
膝に負担をかけてしまう場合があります。
動きケア®では、
『骨盤の左右傾けエクササイズ』を
”歩き”に活かすために行います。
”歩き”の動作で
骨盤を水平に保つために重要な働きをする
中殿筋等 股関節周辺の筋が
十分に動くようにすることを、
目的にしたエクササイズです。
ですから、動きケア®的には
1.のパターンができるようになって頂きたいです。
実は私も、
始めてこのエクササイズをやった時
2.のタイプ、反対側の坐骨が上がりました。
というか、足で床を踏んでも骨盤が傾かなかったので
体幹側屈で傾けた… のだと思います。
前述の『ピタッとチェック』等で
いろいろ残念な結果が出ていた頃です。
身体各部の”動き”をチェックしてケアする。
連動の中でも、その”動き”が出せるようにする。
チェック&エクササイズ を繰り返し
本来の身体の使い方を習慣化する動きケア®
今では私も、
自然と同側の坐骨が浮くようになり、
反対側を浮かすには、意識が要るようになりました。
以前とは、”歩きやすさ”がちがいます。
歩幅も大きくなりました。
「歩くって、こういうことだったのか❕」
って感じです。
あなたも、身体の使い方習慣、
『骨盤の左右傾けエクササイズ』で
確かめてみて下さい。
⒊のタイプの方は、まず
骨盤を立てるエクササイズが必要です。
動きケア®機能改善エクササイズには
骨盤前傾前傾のためのエクササイズも
豊富に用意されています。
動きケアトレーニングスタジオ春で
お待ちしております。